金光達太郎の「話し方ワンポイントレッスン」X |
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<オレサマムシ・・・・・> | ||||||
注意の受け方は幼児のままだ。 「ダメだね」といわれたように思えて、そのままでは負け犬になるような気がするものだから、つい「バカモン、お前なんか1キロワットの電気ストーブを、今朝もつけっぱなしだったぞ、自分こそ気をつけろ!」といい返してしまう。そんなことがきっかけで、折角の休日を不快なものにしてしまったことが、今までに何回あったことだろう。 失敗の原因ははっきりしている。 どうしたらこの対抗意識に支配されずにすむであろうか。 私の場合、こころにこの対抗意識を感じたらすぐに「オレサマムシが出た」と自分にいい聞かせることにしている。 オレサマムシは、私の想像の世界で、人間の対抗意識の象徴として創作した寄生虫である。トカゲに似た形をしている。平素はゴマ粒のように小さくなって脳内に潜んでいるが、宿主の肩に力が入ると眉間の毛穴からあらわれて肥大し、鼻柱にまたがって「マケルナ、マケルナ」と宿主をあおりたてる怪虫である。 オレサマムシをイメージすると次のような思い分けが容易になる。 「マケルナ、マケルナと騒いでいるのは寄生虫であって自分自身ではない。ムシは無視すればよい」 ■私たちは誰でもことばに反応して、直ぐに自分の中に「オレサマを何だと思っているのだ」と対抗意識持ってしまいます。それがほとんどの揉め事の原因になっているのでしょう。 |
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フィリア WEB 話し方教室へ(金光達太郎師のワンポイントアドバイス) | ||||||
T.人を好きになることの大切さ | U.人間なのだ・・ | V.やさしい人・・ | W.小さな神様・・ | X.オレサマムシ・・ | ||
Y.五分の魂 | Z.ありがとさん | [.ひとことの余韻 | \.鳩は利口です | ].本当に苦手? |